REIICHIRO featuring SHERPA
<3/5>


8月27日(日)〜リーダーとは先見能力が必須である〜

桜島に向かう。桜島防災センターで土砂災害についてのお勉強をした。
土砂災害と自分の力を比較測定するゲームがあり、やってみた。


俺:土砂災害=1:4096


らしいです。
俺が4096人いたら土砂災害に匹敵する力があるということですな。


桜島を一周した。埋没鳥居というのがあるが、一見の価値ありです。
桜島の大噴火で高さ約3mあった鳥居が火山灰により埋まってしまい、鳥居のてっぺんしか出ていない状態なのだ。
当時、この鳥居を発掘しようとした人達に時の村長が、



「大噴火の凄まじさを後世に伝えるために、このまま保存する。」


として発掘作業を中止したそうだ。
まさに百聞は一見にしかず。
聞くよりも見たほうが桜島の大噴火の恐ろしさを理解することができる。
そして自分はこの村長の判断に感動した。リーダーに必要な能力として、『先見能力(先を予測する力)』が必要であると考えていた。 それを旅先で実際に実践している人の成果を目で見ることができた。 自分の先見能力の必要性の正しさを実感できたことがとても心に残っている。

道の駅桜島に入る時SRで旅に来ているサークルの後輩H君に遭遇。
お互いの途中経過を報告しながら記念写真を撮った。
桜島フェリーに乗り、鹿児島に戻り、沖縄行きのフェリーの乗船手続きを済ます。
学割証を忘れて、5000円くらい余計に払った。

「別に悔しくないですよ?今の俺は学生じゃなくて旅人だもん!!(悔)」

これから24時間かけて沖縄に行く。暇になるな・・・。

本日の御宿・・・・・・・クイーンコーラル(フェリー内2等客室)
本日の走行距離・・・79km(走ってねぇなぁ〜・・・)
本日の一言日記・・・(埋没鳥居の)村長、あんたを尊敬するぜ!!

鹿児島滞在
47都道府県制覇まで、あと1県



8月28日(月)〜素敵な船旅仲間、そして伝説へ〜

このフェリーは途中、奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島に寄港する。

「那覇までノンストップでいいっすよ・・、特急とかねえの?(笑)」

あまりにも暇なので、船内の風呂に入った。
風呂場で、サッカー少年達に元気な挨拶をされた。
この少年達は鹿児島で開催されたサッカー大会に参加していたらしく、 惜しくも決勝戦で敗れてしまったらしい。だが、その時の少年達の顔には悔しさはなく、とてもいい顔をしていた。

やることがないので、昼寝をした。

起きたら、隣にはいつのまにか小さな男の子と女の子を連れたおばちゃんが乗船していた。
突然おばちゃんからポカリをいただいた。
間違ってポカリを買ってしまい、持ち歩くのが苦になったそうだ。
それを機に、長い船旅の仲間ができた。

子供達は夏休み中、おばあちゃん達が住んでいる離島に遊びに行っていて、その帰りらしいのだ。
ようへい君(5歳)ともえちゃん(4歳)は自分を気に入ってくれたのか良くなついてくれ、とても楽しいひとときを過ごすことができた。 お互いのデジカメ写真を見せあったり、沖縄の紹介をしてもらったり、ようへい教授からムシキングの講義を、もえ教授からはプリキュアの講義を受けた。 自分は地図を拡げて自分の旅のルートを紹介しながら今までの旅の経緯を話した。いくら話しても話が尽きることは無かった。 おばちゃんからはジュース・お菓子・サトウキビなどをいただき、しまいにはお小遣いまでいただいてしまった。

お礼として3人にハーモニカで『ふるさと』を演奏させてもらった。
知っているであろう曲をチョイスしたのに、残念ながらちびっ子たちは『ふるさと』を知らないようだった。 トトロをレパートリーに入れておけばよかったな。 船内で出会ったこの3人が加藤礼一郎ハーモニカ演奏会の初めてのお客さんでした。

話し込んでいたら、あっという間に那覇港(最終港)に到着してしまった。
名残惜しいがお別れの時が来てしまった・・・。
ちびっ子達は二人とも笑顔で見送ってくれた。
おばあちゃんにも深々と挨拶をして下船する。もっとちびっ子達と話していたかったなぁ・・・。

沖縄に到着し、早速寝床探しを始める。 那覇近辺で公園がないか、グルグル周りながら探したが、なかなか見付からない。 仕方ないので北上しながら寝床探しをすることにした。

なぜか国道沿いには24時間OPENマックがとても多い。 アメリカ基地があることと関係があるのか? あちらこちらにマックが乱立している。 そんなこと思いながらマックを晩飯にした。 残波ビーチという浜の近くの駐車場にテントを張ってこの日を終えた。

本日の御宿・・・・・・・残場ビーチ近くの駐車場
本日の走行距離・・・37km(明日からたくさん走ってやるぜ!)
本日の一言日記・・・ムシキングとプリキュアの講義、タメになりました。




☆★47都道府県目に到達★☆



8月29日(火)〜沖縄料理最高!!〜

朝起きると突然おばちゃんに話しかけられる。 このおばちゃんはアメリカ人専門のガイドさんらしい。旅をしていることをとても褒められてしまった。 このおばちゃんも若い頃、単身アメリカに旅立ち、見聞を拡げていったそうだ。 実にかっこいい、俺もこの旅の次は海外に出るつもりです! 沖縄の観光パンフをたくさんいただいた。アメリカ人向けのパンフだから全て英語表記・・・。(笑)

「若いうちに絶対アメリカ行きなさい!!グッドラック!!」

パワフルなおばちゃんだ。
次の制覇対象はオーストラリア・ニュージーランドに加え、アメリカも追加しておこう。

沖縄最北端の地『辺土岬』に向かった。
石像がたくさん乱立しているだけで、とくに目立った物はなかったのが残念・・・。

昼に「ソーキそば」を食べる。 味は関西うどんのツユのようにダシが効いている薄味だ。 しかしとろけるほど柔らかい豚肉の濃厚な味が、良い意味で薄味ツユを払拭してくれている。 沖縄料理はおいしくないと吹聴されてきたが、まさに百聞は一見にしかず。 自分の五感で確かめないとダメだと思い知らされた。

晩はまた別の店でソーキそばを食べた。 そして勇気を出して「豆腐よう」を食べた。 味がすっっっごい濃厚でチーズと酒粕を合わせたような味だ。 酒を飲んだように頭がぽーっとしてしまう。コレ食べても飲酒運転にはならない・・・、よね?本気で心配だった。 日本酒が好きな人は是非酒のお供に。2度と豆腐ようは食べないだろう。

本日の御宿・・・・・・・オリオンビール工場近くの川土手
本日の走行距離・・・283km(もうちっと走りたいな。)
本日の一言日記・・・沖縄料理最高!!でも豆腐ようはもういらない!!



8月30日(火)〜一目惚れしました!〜

沖縄名物タコライスを食べるため、わざわざ元祖タコライス屋である『キングタコス』に行こうと決意。 しかし場所が全く分からずあっさり挫折。

琉球村というテーマパークで琉球文化にたくさん触れることができた。 当時の民家を複数保存しており、琉球独特の布の実演製作や三線の演奏などをしていて、とても沖縄チックだ。

泡盛を買って来いとバイト先の社員に言われていたので、泡盛を売っている小屋ブースにて物色。 買い物を終え、出ようとした瞬間に雨ザァーザァー!! 止むまで雨宿りをさせてもらった。 店員のおばちゃんが話し相手になってくれてとても楽しい雨宿りだった。 雨が止んで出ようとしたら非売品の泡盛をくれた。雨サンクス!!

ハブ対マングースのショーが始まった。対決の前に幸運の白い蛇を紹介される。
触りながらお願いすると願いが叶うそうだ。
どうせだから白蛇さんに叶いそうもない願いをかけさせていただきました。

それからハブの歴史についてご教授を受ける。 ハブ捕獲のために連れられたマングースが田畑を荒らし、マングースが害獣になってしまったとか。 現在ハブは薬に利用されているだとか。
ハブの粉やハブの油は薬として効果絶大らしいです。
油はまだ分かるけど、粉はちょっと・・・。
試供品をもらったから粉を呑んじゃったけどさ・・・。苦かったです。
CG映像で、ハブ対マングースの戦いを見せてもらった。
野生動物保護の観点から法律により生の戦いを禁止されたそうだ。

昼飯も村内で済ませ、「タコライスと海ぶどう」を食べる。
どちらもウマイ!!
タコライスはご飯の上に千切りレタス・ひき肉・チーズ、チリソースをかけた物で、非常に食材のバランスが整っている。 もちろん味も抜群!
海ぶどうは海草で、口に入れると海の香りがふわぁっと広がり、プチプチとした食感が楽しい。
沖縄に来たらこの二つはハズせない!!

飯を食っていたらステージで琉球舞踊が始まった。
踊りには全く興味が無い自分が、踊りの美しさに目を釘付けにさせられてしまった。
少し派手な着物で和製カスタネット(?)を持ち、緩やかに流れるように踊っている。
その姿はとても優雅で美しい。そして俺は琉球舞踊の虜になってしまった。

その後、本島から橋でつながっている浜比嘉島に行く。
この島には信号が一切無い。必要なさそうな島だったから問題はないだろうけど・・・。

シルミチューの墓があるという神社に行くと、老夫婦の方と出会った。
この神社の歴史などを教えてくださったり、他にも沖縄スポットを教えてもらったり、宮古島の海は綺麗だとか色々なお話をしていただいた。

本島に戻り、市立図書館の脇の芝生でこっそりテントを張った。

本日の御宿・・・・・・・浦添図書館脇
本日の走行距離・・・188km(沖縄だからこんなもんかな?)
本日の一言日記・・・琉球舞踊をもう一度しっかり見たい!!



8月31日(水)〜沖縄最終日、もっと此処にいたいサー〜


沖縄の超有名スポット『首里城』へ行った。
予想以上に広いところで、無料で見られる部分だけでも十分楽しめる。
この日は真夏日で歩くのが辛く、熱中症になりかけた。
苦しかったので、無料部分だけを見学させてもらった。
2000円札に描かれている守礼門を生で見ることができた。


沖縄ワールドへ行った。
蛇のショーをやっていて、ニシキヘビを首に巻かせてもらえた。
怖かったけどいい経験だ。
少し蛇が可愛く感じた。

ここでも沖縄の踊りのショーをやっていた。
琉球舞踊とは違って、「エェイヤーサァーサァー」の掛け声・太鼓・指笛の音色が混ざって心地よくとても力強い。 最後は観客も混ざってたくさんの人で踊りを楽しんでいた。

ひめゆりの塔に行った。
ここは日本人が必ず行かないといけない場所だと思わされる。
当時、自分よりもはるかに若い少女達が戦争中で経験した記録や当時の現物が展示されている。
展示品一つとって見ても、戦争の悲惨さが嫌というほど伝わってくる。
見たくはないものばかりであったが、見なければいけない責任を感じ、話を聞いただけでは分からない戦争の悲惨さ、恐ろしさを思い知らされた。

「沖縄に来て海で泳いで無いじゃん!」

と最終日になって気づいた。
夜に残波ビーチで泳ごうと思ったが、すでに夜になってしまっていたので、仕方なく沖縄での遊泳はあきらめた。

ビーチ近くの銭湯に行くと、誰もいなくて貸し切り状態だった。
その後、 吉野家で「タコライス」を食べる。 沖縄店限定でタコライスを販売しているのだ。

帰りの船で読むための小説を買った。題名は『無人島の16人』。

本日の御宿・・・・・・・マンガ喫茶
本日の走行距離・・・175km(沖縄は交通量が多い!)
本日の一言日記・・・ひめゆりの塔は絶対見なくちゃいけない場所である!


■2ページ目へ戻る   ■4ページ目へ進む