WORLD WORDS
WORLD WORDS/EUROPE
この言葉にしびれた!(欧州編)
■戻る  ■日本編へ  ■南米編へ  ■面白編へ


イングランドの諺
「サッカーは子供を大人にし、

大人を紳士(淑女)にする」

サッカーの母国であるイングランドの諺である。 サッカーとは実に魅力的なスポーツで、それを言葉で説明することは不可能だ。 だが、サッカーを通じてあらゆることを学び、人間として成長していくことができることは事実。 付け加えるとすれば、大人を子供に戻してくれるスポーツでもあるのではないだろうか。



ファビオ・カペッロ
(ユベントス監督)
「監督の仕事はワイン作りに似ている。

そのとき手に入るブドウから、

最上のワインを作らなくてはならない。」

イタリアのサッカーファンで彼の名を知らない者は存在しないだろう。 ミランを率いた5年間のうち、4回のスクデット獲得を達成した名監督だ。 その中には無敗優勝という偉業も含まれているから驚きだ。 その後もレアル・マドリッド、そして中田英寿も在籍したローマ時代にもチームを優勝に導いている。

これは選手をブドウに、チームをワインに例えた実に上手い表現。 常に結果を求められる監督は、毎年入れ替わる選手を駆使してチームを作り上げていかなければならない職業。 その手腕によっては、決して最高のブドウではなくとも、素晴らしいワインを作り出すことは可能なのだ。 逆に、最高のブドウがあっても、使い方を間違えれば良いワインは生まれないということでもある。




アレッサンドロ・デルピエーロ
(イタリア代表)
「勝ちたいという気持ちはどんなゲームにもある。

楽しければ負けてもいいとは思わない。」

試合に負けて楽しいと思う選手はいない。 もしいるとすれば、それは戦う気持ちがない人間だ。 日本人は勝つことよりも楽しむことを優先しろ、というようなきれいごとを言いたがる。 もちろん、楽しむことは大切だ。だが、勝ってこそ、喜びや楽しさを感じるはず。

「何がなんでも勝つ」、というハングリー精神を持った選手こそ優れたプレーヤーなのだと思う。 だからこそイタリアの至宝と呼ばれるデルピエーロからも、芸術的なプレーが生まれるのかもしれない。 「プレー」とは、「遊ぶ」と同時に「戦う」という意味も含まれているのではないだろうか。 そして「ゲーム」とは、「遊び」と同時に「戦い」とも言えるのではないだろうか。




ロベルト・バッジョ
(元イタリア代表)
「PKを決めた事は誰も覚えていない。

でも外したことは皆いつまでも覚えているんだ。」

1994年、ワールドカップアメリカ大会の決勝はブラジルとの激しい戦いの末、PK戦にもつれ込んだ。 イタリアは5人目のバッジョのキックが無常にもゴールマウスを外れ、ブラジルに4度目となる優勝を譲ってしまった。 偉大な選手の栄光は語り継がれるが、それと同時に、失敗もまた伝説となってしまう。 大会後、落胆するバッジョに妻が、「それでも人生は続くのよ」と声をかけたそうだ。



アンジェロ・ペルッツィ
(イタリア代表)
「GKとFWは同等の評価をされるべきだ」

ユベントス、インテル、ラツィオなど、数々のビッグクラブを渡り歩いてきた名手。 かつて、インテルの監督を務めていたリッピに、「世界最高のゴールキーパーだ」と言わしめたほどである。

1998年のフランスワールドカップでは故障により出場を断念。 その後、しばらくは代表から遠ざかっていたが、先日行われたロベルト・バッジョの代表引退試合で久々の復帰を果たした。 ユーロ2004本大会に備え、ブッフォン、トルドに次ぐ第3キーパーとしてではあるが、ベテランならではの安定感と技術は高く評価されている。

「勝てばフォワードのおかげ。負ければゴールキーパーのせい。」というこの考え方はサッカー後進国に多く見られる。 そういった国では、キーパーは悪い意味で特殊なポジションであるとされ、その評価も他の選手と比べても平等とは言いがたい。 キーパーはフォワードほど高値がつかないこともそれを示している。 しかし、ゴールキーパーを知らない人間は、サッカーを知らない人間だと言い切っていいだろう。




ルイス・フィーゴ
(ポルトガル代表)
「ドリブルが出来ないのなら、

僕はサッカーを辞めるよ」

世界でも有数のビッグクラブであるレアル・マドリードに所属するフィーゴ。 人々は彼のプレーに魅了され、歓喜する。 まさにトップクラスの実力の持ち主。 彼のようなプレーができる選手は、ドリブルで相手を次々に抜き去っていく喜びを知っている者だけなのかも知れない。



マルコ・ファン・バステン
(元オランダ代表)
「9本のスーパーゴールと10本の平凡なゴール、

どちらかを選べというなら、

僕は迷わず10本の方を選ぶよ」

世界最高のストライカーとの呼び声も高いファン・バステン。 サッカーとはゴールを多く奪った者が勝つ。 真のストライカーとは、このスピリットを持つ者のことを指すのではないだろうか。



ピエル・ルイジ・コッリーナ
(国際審判員)
「これまで私は人に規則を守らせてきた。

だから私も規則は守る。」

世界的に有名な審判であるコッリーナが2005年6月で45歳となり、定年を迎えるため、引退することを明かした。 年齢だけを基準にした定年制度に異論を口にする人もいるが、彼は静かにこう語った。
(参考:サッカーマガジン959号)



■戻る  ■日本編へ  ■南米編へ  ■面白編へ